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『未来少年コナン』が面白すぎる件

Yahoo!動画で無料配信されている、『未来少年コナン』全26話を観ました(2006年6月末で終了)。いまさらながら、面白すぎ!

この作品、宮崎駿第1回監督作品だそうで、オンエアは1978年4月4日~10月31日。僕たちの70年代です!僕たちって・・・生まれは60年代ですが、記憶の面では僕たちの70年代!残念ながらそのときは断片的にしか観ていません。さらに2004年に再放送されたらしいのですが、知りませんでした(知っていたとしてもテレビ放映だと観切れなかったかも)。だから、通して観るのはこれが始めて。

さすがに30年前の作品なので、古さを感じてしまうのかなぁ?などと危惧しながら、暇を見つけて2~3話ずつ視聴していましたが、全然古びてない!もう不自然なくらい。いや、それはちょっと言い過ぎで、音楽だけは当時のNHK臭さを感じます。でも、ビジュアルはまるで風化していません。

絵的には、最近の宮崎作品よりも、世界名作劇場(『アルプスの少女ハイジ』『フランダースの犬』などなど)に近い感じで、素朴っちゃあ素朴ですが、こだわりの演出と丁寧な作画が素晴らしくて、見入ってしまいます。
実質的なクライマックスである第25話での、ギガントを巡る攻防やインダストリアの沈没の迫力とスケールの凄いこと!

というか、絵だけじゃなくて、ストーリーとか演出とか、あらゆる要素が噛みあって効果を発揮しているから、1パートだけ抜き出して語れない。

つくづく上手さに感心してしまうのは、たとえば第8話。
バラクーダを逃れたコナンとラナは最終的にインダストリアの砂浜にたどり着きますが、そのプロセスで挿入される海底のシーン。撃沈されたボートの破片にひっかかって海底に沈んだコナンのために、ラナは必死で海面と海底を往復し、口移しで空気を送ります。
ストーリーの流れの中では無くてもいいシーンですが、迫真の緊迫感と、ラナの一途な心根を表して、全編中最も印象的な場面の1つにしています。
原作通りなのか、アニメ版のオリジナルかは分かりませんが、こういう効果的なひらめきがあちこちに。

宮崎アニメといえばキャラクターの魅力。もうこれは、後の『カリオストロの城』やジブリ作品のルーツと思しきキャラが目白押し。
個人的には、男の子なんで(?)ラナが一番印象的。第18話、沈没したガンボートの一室。浸水する中、寝台に突っ伏して恐怖に耐えながら、コナンを待つラナ。扉が開いて、泳ぎながら駆けつけたコナンを笑顔で迎えるラナ。クラリスの原型。
いや、やっぱりキャラを特定するのは難しいかも。超人コナン、オバサン顔のジムシー、愉快な海の男ダイス、私服が可愛いモンスリー、ホントに悪いやっちゃのレプカ、みんな印象的。脇役にも目が行き届いていて、第25話で沈み行くインダストリアに残る老科学者たち、なんていうのもグッときます。

ところで、この作品の設定だと、2008年7月に戦争によって地球は壊滅的な危機に瀕します。あと2年ですが・・・たぶん大丈夫でしょう。30年前の人たちが想像していたほど科学は進歩していないし、人間は愚かでは無さそう。
miraisyonen-conan.jpg
  1. 2006-06-14 11:54:54
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