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ロードス島戦記 - 灰色の魔女 (水野良)

USENが運営する無料動画配信サービスGYAOでアニメ版『ロードス島戦記』を視聴。凝ったキャラクターデザインと音楽を楽しみましたが、展開があまりに粗っぽい。そこで、小説版を手に取りました。

この『灰色の魔女』は全7巻中の第1巻。アニメ版でいうと、全13話のうち8話までに相当します。
感想を書くとしても全巻読了後かと思っていたら、独立した物語として読める程度には完結性があるので、単体で採り上げます。

長耳エルフ今となっては、和製ラノベ系ファンタジーのパイオニアとして、大規模なメディアミックス展開(小説、ゲーム、アニメ、コミックス、音楽・・・等)の先駆けとして、あるいは長耳エルフ像(左の画像は、本書のイラストより)の発案者として語られることの多い本シリーズ。
人気シリーズ誕生の背後にはさまざまな外部要因が働いていたかもしれませんし、古典ゆえの素朴さは避け難いでしょうけど、何にせよ時代を切り開いた作品にはそれなりのパワーとかダイレクトな面白さを期待できます。

この種の作品ではテーマ性とかリアリティは二の次。ポイントは、一緒に冒険しているような気持ちになれる臨場感と、飽きさせない設定とか展開の面白さ・妙味。
このシリーズ第1作『灰色の魔女』は、主要キャラが次々と登場し、世界観が形成される前半部分、つまり“つかみ”はなかなか良いです。ここはシリーズ全体にとっても“つかみ”にあたるわけで、期待感を高めてくれます。
しかし、その後の展開(戦争~灰色の魔女との戦い)はやや駆け足。まあ、アニメ版に比べたらはるかに丁寧ですが。キャラや世界観の紹介パートである前半より各エピソードの描写が軽くなるのは止むを得ないとしても、ちょっと行き過ぎかも。
まあでも、ストレスを感じることなく最後まで一気読みですから、楽しめました、と言うべきでしょうか。

いい大人のわたしとしては、2巻以降もう少し捻ってくれないとやがて飽きてしまうかも。
たとえば主人公(普通の人間)は不死の存在であるエルフ(≒妖精)の女の子とラブラブになるのですが、彼女が不死であること、異なる種族であることなんかを恋愛模様の彩りに使う、くらいのことはして欲しい。
lodostosenki1.jpg
  1. 2006-05-22 22:21:04
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