ぶっき Library... 秘密 (東野圭吾)

ぶっき Library...
読んだものの感想を自由に。



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. -------- --:--:--
  2.  スポンサー広告
  3.  |
  4.   Top ▲ Home

秘密 (東野圭吾)

映画は随分前に観たんですけど原作は初めてです。この作家の作品は一時期けっこう読んだんですけど。

事故で母親の魂が娘の身体に乗り移って・・・というお話なんだけど、筋書きに気づいた時点で難しさを予感し、わたしに関してはこの予感的中でした。
コメディだったら多少は笑えるかもしれないけどシリアスなドラマの設定としてはどうなのかな?難しくないですか?この設定だと夫婦愛と親子愛が競合関係に陥ってしまうわけで、作者は夫婦愛を優先していますが、当然の帰結として親子愛がないがしろになってます。こういう設定にしたらどっちかが犠牲になっていずれにしても居心地が悪くなるんですよね。いろんな要素が打ち消しあって「どう感情移入すりゃあいいの?」って状況になってるんですよ。

しかし、構造的に無理のある設定を採りながら、とにもかくにも弛緩することなく読者を牽引していく筆力はさすがと言うべきでしょうか。モヤモヤしたものを感じつつも心が逸れることはありませんでしたし、妻の思惑が明らかになるラストには心底感心しました。絶妙な最後の一ひねり!まあでも、感動というよりは感心に近いかも・・・
himitu.jpg
  1. 2006-05-02 00:51:55
  2.  東野圭吾
  3.  |
  4.  Trackback(1)
  5.  Comment(0)
  6.   Top ▲ Home

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

   

コメント

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://notaro.blog64.fc2.com/tb.php/144-d6f8cebe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

秘密  東野圭吾
秘密 (文春文庫)/東野 圭吾 東野圭吾 文春文庫 2001 STORY: 妻と娘がスキー事故に巻き込まれ、娘だけが奇跡的に助かった。しかし、娘の肉体に宿ったのは妻の魂だった。平介は小学生の肉体に妻の魂を持った妻と2人で生きていくことになるが…。 感想:  ...
  1. 読書・映画・ドラマetc覚書(アメブロ版)    
  2. 2009-03-30 12:15:37  

最新の記事

カテゴリー NAVI

全体(HOME)

読書系
あ行
浅倉卓弥 (3)
浅田次郎 (5)
我孫子武丸 (2)
阿部和重 (7)
綾辻行人 (4)
有栖川有栖 (5)
伊坂幸太郎 (9)
いしいしんじ (3)
石田衣良 (2)
市川拓司 (4)
伊藤たかみ (2)
絲山秋子 (5)
歌野晶午 (7)
冲方丁 (2)
浦賀和宏 (3)
大江健三郎 (2)
大崎善生 (2)
小川洋子 (2)
荻原浩 (7)
奧泉光 (3)
奥田英朗 (3)
恩田陸 (2)

か行
垣根涼介 (4)
角田光代 (2)
金原ひとみ (3)
川上弘美 (2)
貴志祐介 (5)
京極夏彦 (2)
桐野夏生 (2)
栗田有起 (4)

さ行
重松清 (2)
島本理生 (3)
殊能将之 (4)
白石一文 (4)
瀬尾まいこ (3)

た行
多島斗志之 (3)
戸梶圭太 (2)

な行
中村航 (2)
二階堂黎人 (2)
西尾維新 (3)

は行
東野圭吾 (5)
樋口有介 (3)
古川日出男 (5)
保坂和志 (2)
堀江敏幸 (2)
本多孝好 (2)

ま行
舞城王太郎 (8)
松尾スズキ (2)
町田康 (3)
松岡圭祐 (3)
麻耶雄嵩 (5)
三浦しをん (2)
三崎亜記 (2)
水野良 (5)
宮部みゆき (5)
村上春樹 (15)
村上龍 (3)
森絵都 (3)
森博嗣 (7)

や行
横山秀夫 (2)
吉田修一 (3)
吉村萬壱 (3)
米澤穂信 (3)

わ行
綿矢りさ (2)


その他の作家 (44)


海外の作品 (9)



雑談系

このブログについて

最近のコメント

※ ポインターをあわせるとタイトル表示

最近のトラックバック

※ ポインターをあわせるとタイトル表示

リンク



にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

ブログ検索

運営者

ひねもじら 乃太朗

40代の中年男子です。コメント、トラックバック大歓迎です。でも、変なのは消しちゃいます!

メールを送る
管理者ページ





Powered By FC2ブログ



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。